自動車販売管理ソフト「カー ストア システムSP」SP版からSP版へのバージョンアップ解説

「SP Ver2.16~」→「SP Ver2.17~」のバージョンアップ解説

自動車販売管理ソフト「Car Store System SP Ver2.16~」→ 最新版「SP Ver2.17~」へアップデートする場合のデータ引き継ぎ(移行)方法を図解で解説しています。新規導入の場合は、通常のインストールで問題ありません。

  • 最新版「SP Ver2.17~」をインストールする前に、現行バージョンで「データ保存」を必ず行ってください。この保存データは最新版「SP Ver2.17~」にデータを引き継ぐために利用されます。もしも「データ保存」を行わずに最新版「SP Ver2.17~」をインストールしてしまうとデータの引き継ぎができなくなってしまいますので、解説に従って必ず「データ保存」を行ってください。また万一の為に可能なら外部バックアップを作成しください。
  • 「担当者」「メーカー」「車体色」「作業内容/部品名等」「郵便番号簿」などの入力補助に追加されたオリジナルの項目については引き継は行われませんので、予めご了承ください。
  • 「SP Ver2.16」から郵便番号の登録方法が変わりました。郵便番号簿の入力補助機能を使用している方は、バージョンアップ完了後に「郵便番号の登録」の解説に従って郵便番号登録を行ってください。
  • 「SP Ver2.18」から今後予想される段階的な消費税の変更に対応するため、自社情報で設定された消費税の値以外にも個々の見積・売上データが消費税の値を持つことが出来るよう仕様変更を行いました。このため「SP Ver2.17」以前のバージョンから最新版にバージョンアップを行う際には、個々の見積・売上データに消費税の値を割り振る為に自社情報の消費税設定が利用されます。自社情報の消費税が正しく設定されているか確認を行ってください。
  • 詳しくは、以下で解説するバージョンアップの手順に従ってください。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「現行バージョンの消費税設定の確認1」

現行バージョンの消費税設定の確認1 「車両/設定・保存」画面

  • 今後予想される段階的な消費税の変更に対応するため、「SP Ver2.18」から自社情報で設定された消費税の値以外にも個々の見積・売上データが消費税の値を持つことが出来るよう仕様変更を行いました。「SP Ver2.17」以前のバージョンからバージョンアップを行う際には、個々の見積・売上データに消費税の値を割り振る為に自社情報の消費税設定が利用されますので、正しく消費税が設定されているか以下の手順に従って確認を行ってください。
  • 現行バージョンの「Car Store System SP」を起動、トップメニューから「車両/設定・保存」メニューを選択して 「自社設定」をクリックして「自社情報画面」に移動します。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「現行バージョンの消費税設定の確認2」

現行バージョンの消費税設定の確認2 「自社情報」画面

  • 「旧消費税」「消費税開始日」「新消費税」の3つの設定を正しく設定してください。この値を元に個々のデータに消費税率が割り振られ過去に遡って再計算が行われます。ここで間違えてしまうと元の状態には戻せませんので間違いの無いように必ず確認をしてください。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「現行バージョンのデータ保存1」

現行バージョンのデータ保存1 「車両/設定・保存」画面

  • 新しいバージョンのインストール作業を行う前に、現行バージョンの「Car Store System SP」で 「データ保存」を必ず行う必要があります。データの保存を行わずに新しいバージョンをインストールすると、デフォルトのデータが上書きされ元のデータは消えてしまいます。
  • 現行バージョンの「Car Store System SP」のトップメニューから「車両/設定・保存」メニューを選択して 「データの保存」をクリックします。
  • 確認画面が表示されますので「OK」をクリックします。
  • 「データ保存」をクリックしても反応が無い場合は、ライセンスの認証がされていない可能性があります。入力したライセンスキーに間違いが無いか確認して、ライセンス認証の確認を行ってください。ライセンスの認証がされていない状態では「データの保存」ができませんので、そのままバージョンアップをすると現行データは消えてしまいます。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「現行バージョンのデータ保存2」

現行バージョンのデータ保存2 「車両/設定・保存」画面

  • データの保存が完了すると、再び確認画面が表示されますので「OK」をクリックして完了です。
  • 万が一のデータ消失に備えて「データ保存」と併せて「外部ドライブへのデータ保存」を強くお勧め致します。
  • 「外部ドライブへのデータ保存」は、保存したい外部ドライブを選択し「外部ドライブへデータ保存」をクリックします。他の手順は、上記の「データ保存」と同様なので割愛させていただきます。外部ドライブへの保存データは、選択したドライブの1階層目に「Tomods_car216.bak」という名前で保存されます。 ※選択した外部ドライブが存在しない場合には、データ保存は失敗します。
  • データの保存が完了したら、現行バージョンの「Car Store System SP」を終了します。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「インストール 」

インストール

  • 弊社ホームページからVer2.17以降のファイル「tomods_car_sp2■■.exe」をダウンロードしたら、ダブルクリックで解凍します。※■■はバージョンの数値。
  • 解凍後に出来たファイルの中から「Tomods_car_setupSP.exe」をダブルクリックしてインストールします。
  • インストールが完了したら「スタートメニュー」→「Tomods」→「Tomods carSP」を選択するか、デスクトップ上の「Tomods carSP」をダブルクリックして起動します。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「「SP Ver2.17~」版へのデータ移行1」

「SP Ver2.17~」版へのデータ移行1 「車両/設定・保存」画面

  • 最新版「SP Ver2.17~」の「Car Store System」を起動したら、トップメニューから「車両/設定・保存」メニューを選択して 「自社設定」ボタンをクリックして「自社情報」画面に移動します。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「「SP Ver2.17~」版へのデータ移行2」

「SP Ver2.17~」版へのデータ移行2 「自社情報」画面

  • 「自社情報」画面に移動したら「バージョンアップ」ボタンをクリックします。続いて確認ダイアログが2回出ますので全て「OK」をクリックします。
  • データの量にもよりますが、データの移行には20秒から30秒ほど掛かります。データの移行が終わると、終了を知らせる確認画面が表示されますので「OK」を選択します。
  • 正常にデータが移行されたか内容を確認して、問題が無いようでしたらデータの引き継ぎは完了です。
  • 「自動車税・自動車重量税料金・自賠責保険料」の参照データもデータ移行されますので、最新のデータに更新したい場合には「税金と自賠責の更新」にて更新方法を解説しておりますのでご覧ください。
  • 郵便番号簿の入力補助機能を利用している方は、「郵便番号簿の登録」で郵便番号の登録方法を解説しておりますのでご覧ください。
自動車販売管理ソフト「Car Store System SP」バージョンアップの解説「ライセンス認証に関する補足」

ライセンス認証に関する補足

  • 「SP Ver2.16」以降では、ライセンスの認証状態を簡単に確認できるように機能が改善されました。正常に認証されている状態では「OK」が表示され、認証されていない状態では「NG」が表示されます。「NG」が表示されてしまう場合にはライセンス情報に間違いがないかご確認ください。